取材が来るプレスリリースの書き方

2017-07-19

 

プレスリリースを数種類作ってみた

 

メディア取材を呼び込むために作成するプレスリリースは、本来は媒体ごとに変えた方がいいでしょう。
新聞取材を呼び込むなら「時代の変化を示す」。
テレビ取材を呼び込むなら「絵替わりの分かりやすさを示す」「音の状況も示す」。
雑誌の取材を呼び込むなら「人の夢に訴える」。

 

私はかつて、1つの話題で3つのプレスリリースを書き分けた時期もありました。
こうしたプレスリリースを書き分けた例を挙げます。

 

例えばマンションの1階がスーパーカーを展示したガレージになっている賃貸マンションは、
ガレージの横がカフェになっていました。
この話題の場合、プレスリリースを送る対象のメディアは多岐に分かれます。

 

・一般紙(朝日新聞や毎日新聞、読売新聞など)
・日本経済新聞社
・テレビ局
・住宅新聞や建設新聞などの業界紙(週間住宅新聞社や住宅産業新聞、住宅新報社、全国賃貸住宅新聞社など)
・車専門の雑誌(ベストカー、モーターマガジン、カーグラフィック、カーワールド、ディトナ、ティーポなど)
・カフェ専門雑誌(カフェ&レストラン、カフェスイーツ、飲食店経営、近代食堂など)

 

10社で掲載、放送された理由

 

これらの媒体は、それぞれ「記事掲載や放送する狙いや読者層」が違います。
ですから、プレスリリースも本来は書き分けて、見出しも変えて届けた方が取材、掲載される確率が高まります。
私はメディアコンサルタントとして「多分、そうなのだろう」と推測を立て、実験する意味もあって書き分けました。

 

このマンションのメディア掲載の結果は
・新聞3社
・住宅系の業界紙1社
・テレビ3社
・車専門雑誌2社
・シニア向け雑誌1社

 

テレビ放送はいずれも3分~5分という「ニュース特集」の扱い。
1局はマンションから生中継も行うという、これ以上ないパブリシティになりました。

 

合計10社に掲載され、その後も記事掲載を知ったメディア(例えば地元で信頼される雑誌やラジオ局など)から、
断続的に取材依頼が舞い込んでいます。

 

受け取る記者の立場で書く

 

私は3パターンのプレスリリースを作りました。
プレスリリースは通常、一般のコピー用紙と同じ紙を使いますが、この時は高級紙を使って印刷。
物語を示すように4枚に書くという、プレスリリースの通常から大きく離れた方式を取りました。
内容はここで詳細に書けませんが、見出しや内容をそれぞれのメディアの記者の立場で変える意識は大切です。

 

ここで言いたいのは、
プレスリリースはあくまでも「相手目線」(受け取る記者の目線)で書くことです。
自分目線では単なるPRになり、取材されません。
雑誌記者はどんな情報が欲しいか。テレビのディレクターが求める映像は何か。
常に相手目線で考え、制作するプレスリリースは採用されます。

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志

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