フランチャイズ経営とメディア取材

2017-03-03

 

単なるフランチャイズ、家元制度では難しいが…

 

フランチャイズで何かを経営されている場合、あるいは何かの「家元制度」で教えている場合、メディア登場は難しいのです。
なぜなら「オリジナルではない」から。
あなたも、フランチャイズ経営でメディア取材を受けているケースをほとんど目にしたことはないはず。
ただ、こうした話なら別です。マスコミから取材が来るかもしれません。

フランチャイズの店舗がオリジナルで何かを売り出した場合。
家元制度で教えていることとは別のサービスを始めた場合。

 

 

同じように見えるフランチャイズでも、内容が変わっていたら取材されます。
私がこれまで、コンサルをしたケースでも、いくつか「大看板の下でもメディア取材された」ことがありました。

 

困りごとの解決者になってほしい

 

例えば、日産自動車の販売店が「電気自動車の充電場所を高速道路の休息エリアに設けた」。
また、家元制度の下で美容を教えている方が、その技術とは違うオリジナルで「老人ホームで若返りを教えた」。
伝筆という書を楽しむ手法を教えている方が、年末の年賀状講座を開いた。

マスコミから取材されてニュースになったのですが、上の3点には共通点があります。
それは「公のためになっている」「困りごとを解決する人(会社)になっている」ことです。

私は元新聞記者ですから、新聞掲載から始まるメディ取材の連鎖を強く訴えています。
マスコミといっても様々な媒体がありますが、新聞記事になる効果はとても大きいのです。
別のメディア取材を呼び込む起点になりますから。
これは、各マスコミがどのように取材しているのかを知っている私なので言い切れますが、一般の人にはよく分からないでしょう。

新聞社は、特に地方紙は、その地域で最も多く記者を配置しています。紙面展開も多い。
その緻密な取材で報道されたニュースを知って、テレビや雑誌など他のメディアが動くケースが多いのです。

 

 

ですから、新聞記事になることからメディア登場を果たすのが最も効果がある、と話しています。
では、新聞記事になるためにはどうしたら良いでしょうか?
マスコミは媒体ごとに興味を示すニュースが違います。
新聞の場合は「その時代を反映している例」が最も取材されますから、
先に挙げた例のように「大勢の役に立つ」ことや、「困りごとを解決する」姿勢に共感を持たれるのです。

 

 

制約があるからこそ取材される

 

話をフランチャイズ経営に戻します。
いろいろな制約があるでしょうが、それでも地域に貢献する何かをオリジナルで始めることはできるはず。
工夫して、知恵を絞って、マスコミが注目する「大勢の役に立つ何か」や「困りごとを解決する何か」を始めてください。

例えば、ペットを飼っている人に向けて店舗外で何かサービスを始める。
お年寄り同士の情報交換の場になるためのサービスを始める。
その地域だけに限定した「伝言板」を設置する。

少し考えただけでもいくつか方法が出てきます。
フランチャイズで制約がある中だからこそ、そうした取り組みが取材されるはずです。

元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志

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