情報が瞬時に拡散する時代だから

2017-04-11

 

SNS発信で情報は拡散する

 

アフリカのアンゴラで新種の霊長類(小型のサル)が発見された。
アメリカのユナイテッド航空が搭乗確認を誤り、乗客を無理やり機外に出そうとした。

 

関係の無さそうな2つのニュースに共通点があります。
情報は瞬く間に世界に伝わる時代になったということ。
個人がSNS発信を簡単に操れる時代の現在は、ニュースはものすごい勢いで拡散します。

 

新種のサル発見で心配されるのは、捕獲して売る密猟者からどう守るのかという問題です。
マニアは世界にいるようですから、ニュースになったことが良いのかどうかという面もあるでしょう。
どこに生息しているのかを研究機関は決して明かさないようにしたいのですが、
研究機関がもし、この研究をパソコンを使って記録しているとしたら…。
ハッカーは世界各国にいますから、安心とは言えません。

 

また、ユナイテッド航空の暴挙ですが、その現場を同乗していた別の乗客が動画撮影しました。
どんな現場も人がいる限り、撮影できるのが今の世界で、言い訳できないでしょう。

 

マスコミも軽視できない

 

個人のSNS発信の力が強大になりました。
これはマスコミにも大きな影響を与えます。
マスコミはもう、個人のSNS発信を軽視して取材、報道できないということですから。

 

 

私はこの状況を歓迎しています。
マスコミ側が個人発信を注視し、自らの報道もSNS発信に常にさらされる状況は、
かつてマスコミが司法、立法、行政の3つの権力を監視する力になったように、
3つの権力に加えてマスコミの行動も、個人がしっかり見続ける時代は正常なことだと思うのです。

 

プレスリリースは採用される

 

さて、そうなると…。マスコミに求められるのは…。
「正しい情報を世に送り出し続ける存在であること」
「マスコミ独自がつかんだ『一般が知らないニュース』を世に出すこと」になります。

 
そうなると、個人であっても小さな企業であっても、世の中に変化を与える何かを始める時は、
プレスリリースを使ってメディアに情報提供することで、取材されやすくなるとも言えます。
内容が伴うプレスリリースが採用される確率はとても高くなっている時代だということです。

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント・荒川岳志


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